先週の礼拝説教アウトライン 2025年12月7日
- minamiyoshinari415
- 2022年11月20日
- 読了時間: 3分
更新日:11 分前
この説教の音声は本ホームページ「説教視聴」サイトで聴くことが出来ます。このアウトラインを合わせてぜひお聞きください。福音の説教の音声を聞くすべての人の上に祝福が豊かにありますよう、お祈りいたします。
2025/12/07 仙台南吉成キリスト教会 主日礼拝説教:主任牧師 銭谷幸器
待降節(アドベント)説教 説教アウトライン
「新しい人間②~エリサベツの祝辞~」ルカ1章39~45節
Ⅰ.マリヤにエリサベツを
あなたの一番の理解者は誰だったでしょうか。理解者がいないばかりに先に進めなくなってしまったことがなかったでしょうか。真の自己実現とは、自分がなりたい者になることではなく、まず①神の子になり、そして②神がならせたい者になっていくことです。そしてその道のりには理解者が必要なのです。マリヤは神の御子の母に選ばれました。そしてそのことを信仰で受け取ったものの実際は茨の道です。彼女が神の母に選ばれたという話を一体誰が理解してくれるでしょうか。しかしガブリエルはひとり理解してくれる人物を教えてくれたのです。親類のエリサベツです。マリヤは彼女に会いに行くことにしました。そしてエリサベツのもとにマリヤがたどり着くと不思議なことが起こります。エリサベツは聖霊に満たされてマリヤに祝辞を述べ、イエス・キリストを「主」と呼びました。そしてエリサベツの宿している子―後のバプテスマのヨハネ―もイエスを喜び、お腹の中で踊っているというのです。このエリサベツの祝辞によりマリヤの恐れは克服され、神の母となる喜びだけが残ったのです。一般的な意味での理解者と聖書のいう理解者は著しく異なります。聖書のいう理解者は①神が遣わした人のことです。私たちが神のならせたい者になっていくために神は真の理解者を送って下さるのです。②その理解者は、イエス・キリストとその人の関係を理解しています。エリサベツはマリヤとイエスの関係に注目しました。イエスが主であり、その主の母となったマリヤはどんなに幸いであるのかを理解しています。そして祝辞をして下さる、これが理解者です。
Ⅱ.キリスト者にもエリサベツを
あなたの人生にも「エリサベツ」がいたのではないでしょうか?就職、結婚、役職、子育て、介護、献身、奉仕…神が私たちをならせようとする者に向かう道、それは決して平たんな道ではありません。しかし、そのような時にあなたの人生にイエスが関わってくれていることを告げ、祝福を告げてくれた人がいたのではないでしょうか?
あなたは今、マリヤのように不安や重圧を感じていなかったでしょうか?
自分には理解者がいない、誰も自分を理解してくれないと嘆いていなかったでしょうか?
大丈夫です。マリヤにエリサベツを遣わした同じ主がおられます。神はあなたを「エリサベツ」と出会わせて下さいます。あなたがどんなにイエスに愛され、どんなに祝福されているのか…それを告げてくれるエリサベツ―理解者―を与え、あなたを支える神なのです!
今、真の理解者との出会いを主に期待しましょう!
最後に、私たち自身も小さなエリサベツになりましょう。神の召しに不安や重圧を感じている兄姉が周囲にいないでしょうか?戦っている兄姉にイエスが関わっていることを覚え、祝福を伝えてあげましょう。。




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